ドコモ光タイプAとタイプBの違いを解説!おすすめのプロバイダは?

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ドコモ光のタイプAとタイプBの違い

ドコモ光は好みに合わせてプロバイダを選べる、フレッツ光とプロバイダが一体型の光コラボレーションモデルの光回線です。

利用する住居タイプによって戸建てとマンションの料金プランに分かれ、選んだプロバイダによってもタイプAとタイプBに分かれます。

住居タイプタイプAタイプB
戸建て5,720円5,940円
マンション4,400円4,620円
ドコモ光の料金プラン

タイプAとタイプBでは、どんな違いがあるの?

そんな疑問にお答えするため、通信会社に勤める筆者がドコモ光のタイプAとタイプBの違いについて解説していきます。

ドコモ光を検討中であれば、ぜひ最後まで本記事にお付き合いくださいね。

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目次

ドコモ光タイプAとタイプBの違い

ドコモ光のタイプAとタイプBでは、いったいどんな違いがあるのか気になりますよね?

まずはタイプAとタイプBの違いについて、わかりやすく解説していきます。

対応しているプロバイダが違う

ドコモ光ではあなたの好みに合わせて、提携先のプロバイダを選ぶことができます。

タイプAのプロバイダ

OCN
OCN
GMOとくとくBB
とくとくBB
@nifty
@nifty
SISのロゴ
SIS
andlineのロゴ
andline
ic-netのロゴ
ic-net
hi-hoのロゴ
hi-ho
ビッグローブのロゴ
ビッグローブ
BBエキサイトのロゴ
BBエキサイト
Tigers-net.comのロゴ
Tigers-net.com
エディオンネット
エディオンネット
SYNAPSEのロゴ
SYNAPSE
楽天ブロードバンド
楽天ブロードバンド
(新規契約のみ)
DTIのロゴ
DTI
@ネスクのロゴ
@ネスク
TiKiTiKiのロゴ
TiKiTiKi
ドコモnet
ドコモnet
(新規受付終了)
ぷらら
ぷらら
(新規受付終了)
ドコモ光タイプAのプロバイダ

タイプBのプロバイダ

@TCOMのロゴ
@TCOM
(静岡県除く)
TOKAI NETWORK CLUB
TNC
(静岡県のみ)
AsahiNetのロゴ
AsahiNet
@ちゃんぷるネット
@ちゃんぷるネット
(沖縄県のみ)
WAKWAKのロゴ
WAKWAK
OCN
OCN
(タイプAに移行)
ドコモ光タイプBのプロバイダ

タイプAでは18社、タイプBでは6社のプロバイダが対応しています。

ただし、NTTドコモはグループ会社「NTTレゾナント」を吸収合併したため、2023年7月1日以降の新規契約では以下の変更点があります。

プロバイダ変更点
ドコモnet新規受付終了
ぷらら新規受付終了
OCNタイプAに移行
2023年7月1日以降の変更点

ドコモグループのプロバイダが、OCNに統一されました。

ちなみに上記プロバイダの中には、10ギガに対応していないところや、10ギガではタイプが異なるプロバイダもあるので注意しましょう。

月額料金に220円の差がある

ドコモ光では住居タイプのほかに、タイプAとタイプBでも月額料金に違いがあります。

住居タイプタイプAタイプB
戸建て5,720円5,940円
マンション4,400円4,620円
ドコモ光の料金プラン

タイプAと比べてタイプBでは、戸建てとマンションどちらの料金プランにおいても、月額料金が220円ほど高くなっています。

ちなみに、ドコモ光はプロバイダによって通信速度が異なりますが、相対的にタイプAよりもタイプBの方が安定している傾向があります。

ドコモ光タイプAとタイプBはどっちがおすすめ?

ドコモ光を契約するなら、タイプAとタイプBのどっちがおすすめと言えるのでしょうか?

そこで、相対的にタイプAとタイプBを判断していきたいと思います。

タイプAの方がお得に利用できる

ドコモ光を少しでもお得に利用したいのであれば、タイプAの中から利用するプロバイダを選ぶのがおすすめです。

タイプAとタイプBでは月額料金に220円の差があるので、タイプAを選んだ方が年間2,640円もお得に利用することができます。

さらに、タイプBよりもタイプAのプロバイダの方が、キャッシュバックなどの入会特典・キャンペーンが手厚くなっています。

プロバイダキャッシュ
バック
Wi-Fi
ルーター
OCN37,000円無料
とくとくBB10,000円無料
@nifty20,000円無料
ドコモ光1ギガのキャンペーン

上記キャンペーンの内容は、2024年3月31日現在の情報となります。

仮にOCNの公式サイトからドコモ光を契約すれば、マンションタイプの月額料金が8ヶ月分も無料となる計算になります。

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タイプBの方が若干速度が速い

ドコモ光のプロバイダは、相対的にタイプAよりもタイプBの方が速度が速い傾向にあります。

プロバイダ平均速度平均Ping
AsahiNet
(タイプB)
下り:395.60Mbps
上り:436.07Mbps
14.86ms
ドコモnet
(タイプA)
下り:363.56Mbps
上り:385.72Mbps
16.98ms
WAKWAK
(タイプB)
下り:356.05Mbps
上り:282.49Mbps
17.68ms
andline
(タイプA)
下り:317.41Mbps
上り:325.61Mbps
18.12ms
OCN
(タイプA)
下り:303.61Mbps
上り:313.19Mbps
18.04ms
ドコモ光のプロバイダ別速度ランキング(上位5社)

下り:ダウンロードの速度
上り:アップロードの速度
Ping:応答速度

その理由として考えられるのは、タイプBの方が月額料金が高くなるので、ユーザーが少なく回線遅延が発生しづらいことが考えられます。

ただし、タイプAでも300Mbps以上が出ているプロバイダもあるため、あくまでも相対的に比較をした場合の結果ではあります。

さらに、FPSのオンラインゲームをプレイする場合でも100Mbps以上が確保できていれば、スペック的にもまったく問題はありません。

コンテンツ推奨される通信速度
メール・LINE1~2Mbps
SNS・ウェブ閲覧1~10Mbps
ネット動画10~20Mbps
ビデオチャット10~30Mbps
オンラインゲーム30~100Mbps
快適に利用できる通信速度の目安

プロバイダ個別の通信速度が気になる場合には、以下の関連記事も覗いてみてください。

ドコモ光は契約途中でもタイプAとタイプBは変更できる

ドコモ光は契約期間の途中でも、タイプAとタイプBのプロバイダを変更できます。

契約期間の途中で、プロバイダを変更する際の費用や手続き方法を解説していきます。

変更手続きには費用が発生する

ドコモ光では契約期間の途中でもプロバイダを変更する場合には、乗り換えるプロバイダに対して3,300円の事務手数料が発生します。

ドコモ光の通信速度が遅くなり、問い合わせ窓口に確認しても改善されない場合には、プロバイダの変更を検討してみましょう。

プロバイダのスペック不足が原因で速度が遅くなっている場合には、プロバイダを変更することで通信速度が改善される場合があります。

プロバイダの変更に伴い、レンタルされているONU(回線終端装置)やWi-Fiルーターを返却する必要があります。

タイプをまたぐと月額料金が変わる

ドコモ光はタイプAとタイプBによって、月額料金が異なります。

住居タイプタイプAタイプB
戸建て5,720円5,940円
マンション4,400円4,620円
ドコモ光の料金プラン

そのため、タイプをまたいでプロバイダを変更した場合には、ドコモ光の月額料金が乗り換え以降で変わってくるので注意が必要です。

プロバイダによっては違約金が発生する場合もあるため、変更手続きをする前に規約の確認をしておきましょう。

変更手続きは3つの方法がある

ドコモ光のプロバイダの変更手続きは、以下3つの方法から選択できます。

プロバイダ変更の手続き方法

変更手続きには、ネットワーク暗証番号や本人確認、契約IDが必要となるため、ドコモ光を契約した時の書類を準備しておきましょう。

また、プロバイダによっては自分で解約手続きをする必要があるため、変更手続きと解約手続きはセットで確認するようにしてください。

ドコモ光の入会特典は回線契約が必要なため、プロバイダの変更だけでは入会特典を受け取ることができません。

結論:ドコモ光のプロバイダはOCNがおすすめ!

ドコモ光のタイプAとタイプBの違いをご紹介してきましたが、いったいドコモ光のプロバイダはどこがおすすめなのでしょうか?

各プロバイダによってメリット・デメリットはありますが、通信会社に勤める筆者がおすすめするプロバイダは「OCN」になります。

ドコモ光の公式プロバイダ

ドコモ光のプロバイダ「OCN」は、NTTドコモが運営する公式プロバイダです。

ドコモ光のプロバイダにOCNを選択することで、回線+プロバイダのどっちもNTTドコモ公式のサービスが提供されることとなります。

NTTドコモ公式のサービスをまとめて利用することで、インターネットをあまり詳しくない人でも安心して利用することができます。

OCNの歴史は古く、1996年にNTT本体で誕生した老舗プロバイダの1つです。

通信速度の実測値が速い

ドコモ光のプロバイダにOCNをおすすめする2つ目の理由として、通信速度の実測値が他社プロバイダよりも速いことが挙げられます。

プロバイダ平均速度平均Ping
AsahiNet
(タイプB)
下り:395.60Mbps
上り:436.07Mbps
14.86ms
ドコモnet
(タイプA)
下り:363.56Mbps
上り:385.72Mbps
16.98ms
WAKWAK
(タイプB)
下り:356.05Mbps
上り:282.49Mbps
17.68ms
andline
(タイプA)
下り:317.41Mbps
上り:325.61Mbps
18.12ms
OCN
(タイプA)
下り:303.61Mbps
上り:313.19Mbps
18.04ms
ドコモ光のプロバイダ別速度ランキング(上位5社)

みんなのネット回線速度を参照

上記のプロバイダ別速度ランキングの数値を見ても、OCNはドコモ光のプロバイダ全23社の中でも上位5社に位置しています。

OCNの速度が速い理由は、世界でも限られたプロバイダのみが利用している「Tier1 IPバックボーン」が利用できているからです。

Tier1 IPバックボーン
出典:

車線が多い高速道路で、車がスムーズに流れているイメージ。

そのため、OCNの通信接続は大量のデータ通信にも耐えられ、混雑する時間帯でも回線遅延が起こりづらいと言えるわけです。

速度が速いと謳っているプロバイダでも、測定方法などの記載がなければ、あまり信用しない方がいいですよ。

月額料金が安くなった

2023年7月1日より、OCNはドコモ光のタイプA対応プロバイダに変更されています。

契約日戸建てマンション
2023年6月30日以前5,940円4,620円
2023年7月1日以降5,720円4,400円
OCN×ドコモ光の月額料金

OCNがタイプAに変更されたことにより、上記の一覧表の通り、月額料金が220円(年間2,640円)もお得になりました。

タイプBのプロバイダにも負けず劣らずの通信速度を維持しているため、タイプAのプロバイダを利用するならOCNがおすすめと言えます。

Wi-Fiルーターのレンタルが無料

ドコモ光とOCNをセットで利用すれば、Wi-Fi6に対応した高性能の無線LANルーターが無料で使える特典が用意されています。

メーカーNEC
型番Aterm WX3000HP2
対応規格Wi-Fi6(11ax)
最大通信速度2402Mbps
(5GHz帯での接続)
IPv6(IPoE)接続対応
Aterm WX3000HP2のスペック

最新のIPoE(IPv6)接続に対応しているため、夜間帯などの回線混雑にも強く、時間帯を問わずに快適な通信環境を整えることができます。

電気量販店では、1万円くらいで販売されていました。

できるだけ無駄な出費をしたくない!と言う人は、Wi-Fiルーターが無料レンタルできるOCNでドコモ光を契約しましょう。

Wi-Fiルーターをレンタルするには、ドコモ光の開通後に、OCNオンラインショップで申し込みが必要となります。

キャッシュバックがもらえる

さらに、ドコモ光をOCNの公式サイトで契約することで、最大37,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。※2024年3月20日現在

契約方法キャッシュバック
新規契約37,000円
事業者変更37,000円
転用32,000円
契約方法とキャッシュバック

事業者変更:他社光コラボから乗り換え
転用:フレッツ光から乗り換え

キャッシュバックの条件として、ドコモ光の2年契約が必要になりますが、それでも6~8ヶ月の月額料金が戻ってくるのはお得です。

OCNよりも高額キャッシュバックを設定しているプロバイダもありますが、余計なオプションが必要だったりします。

そのため、キャッシュバックの申請方法がわかりやすい+回線契約だけで受け取れるOCNからドコモ光を契約するのがおすすめです。

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キャッシュバックの金額は、2024年3月時点のものとなります。最新の情報は、公式サイトをご確認ください。

よくある質問

ドコモ光のタイプAとタイプBにおける、よくある質問をまとめてみました。

タイプAとタイプBで速度や品質に違いはありますか?

タイプAとタイプBというよりも、契約するプロバイダに左右されます。プロバイダのスペックによって、通信速度や安定感が変わってきます。

通信会社の筆者がおすすめするプロバイダは、です。

タイプAとタイプBでコスパが高いのはどっちですか?

タイプAのプロバイダの方が月額料金が安く、キャッシュバックがもらえるプロバイダが多いです。

プロバイダ選びで考慮すべきポイントは何ですか?

いくつかありますが、特に重要なのは月額料金と通信速度、入会特典が充実しているかの3つだと思います。

まとめ

ドコモ光はタイプAとタイプBで、利用できるプロバイダと月額料金に違いがあります。

タイプAタイプB
戸建て5,720円5,940円
マンション4,400円4,620円
プロバイダ18社6社
ドコモ光の月額料金とプロバイダ

タイプAのプロバイダを選択すれば、タイプBよりも月額料金は220円もお得に利用でき、年間2,640円の差になります。

加えて、OCNやとくとくBB、@niftyなどではキャッシュバックがもらえるため、タイプAを利用した方がコスパが高いと言えるでしょう。

相対的にタイプBのプロバイダの方が速度が速い傾向にありますが、タイプAでもOCNであれば通信速度も速く快適に利用できます。

ドコモ光を契約するなら、NTTドコモ公式プロバイダの「OCN」がおすすめです。

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