光回線の解約金はいくら?違約金・工事費残債など解約費用を解説

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光回線の解約金と工事費残債に注意

光回線を解約するときに気になるのが、「結局いくらかかるのか」という点です。解約金だけ確認すればよさそうに見えますが、工事費の支払いが残っていると、解約時にまとめて請求されることがあります。

私も会社都合の転勤で数年おきに引っ越してきました。自分の都合で解約するわけではないのに、更新期間や工事費の残りを確認しなければならず、光回線の手続きは毎回面倒に感じます。

特に注意したいのは、解約金が0円でも工事費残債まで0円になるとは限らないことです。「違約金なし」と書かれている光回線でも、解約する時期によっては数万円の支払いが発生します。

この記事では、光回線の解約でかかる費用や、ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光の解約金を紹介します。短期間で解約した場合の費用も計算するので、解約前の確認に役立ててください。

目次

光回線の解約でかかる費用

光回線を解約するときは、違約金だけでなく、工事費の残債や解約月の月額料金などが発生する場合があります。

契約内容によって金額は異なるため、まずはどのような費用がかかるのかを確認しておきましょう。

費用発生条件
違約金更新期間外の解約
工事費残債分割払い途中の解約
月額料金日割りされない場合
撤去費回線を撤去する場合
未返却費レンタル機器を返さない場合

契約解除料(違約金)

契約解除料とは、2年契約や3年契約など、決められた契約期間の途中で解約したときに発生する費用です。一般的には「違約金」や「解約金」とも呼ばれています。

多くの光回線には、契約解除料がかからない更新期間が用意されています。更新期間以外に解約すると、契約しているプランに応じた金額を支払わなければなりません。

光回線は更新期間以外に解約すると解約金がかかる

ただし、同じ光回線でも、契約した時期やプランによって金額が異なります。現在の公式サイトに掲載されている金額と、自分の契約に適用される金額が同じとは限らないため、会員ページや契約書での確認が必要です。

工事費の残債

工事費の残債とは、分割払いになっている工事費のうち、まだ支払いが終わっていない金額です。

光回線の工事費は「実質無料」と紹介されることがあります。しかし、工事費そのものが無料になるわけではありません。毎月の分割代金と同じ金額を割り引くことで、利用者の負担を相殺しています。

割引が終わる前に解約すると、その時点で割引も終了します。一方、未払いの工事費はなくならないため、残りの金額が解約後にまとめて請求されます。

光回線を12か月で解約すると残りの工事費12,000円をまとめて支払う例

解約金が0円でも、工事費残債が数万円残っているケースはあります。解約費用を確認するときは、違約金と工事費残債を分けて考えることが大切です。

解約月の月額料金

光回線を月の途中で解約しても、月額料金が日割りになるとは限りません。

たとえば、月の初めに回線を止めても、1か月分の月額料金が請求される場合があります。光電話やテレビ、ルーターレンタルなどのオプション料金も、日割りされないことがあります。

解約日を数日変えるだけで、翌月分の支払いを避けられる場合もあります。解約を申し込む前に、利用終了日と最終請求月を確認しておきましょう。

回線の撤去費用

光回線を解約しても、必ず撤去工事が必要になるわけではありません。光ファイバーや光コンセントをそのまま残せる場合は、撤去せずに解約できます。

ただし、賃貸住宅の管理会社や大家さんから原状回復を求められた場合や、自分で撤去を希望した場合には、工事が必要になることがあります。利用している光回線によっては、撤去工事が有料です。

賃貸住宅で利用している場合は、光回線へ連絡する前に、管理会社や大家さんへ撤去が必要か確認しておきましょう。

レンタル機器の未返却費用

解約後は、光回線から借りているONUやルーターなどを返却します。

返却期限を過ぎたり、機器を紛失したりすると、未返却費用や機器代金を請求されることがあります。光回線だけでなく、プロバイダから別のルーターを借りている場合は、それぞれに返却が必要です。

解約後に届く返却案内を確認し、指定された方法と期限を守って返送しましょう。自分で購入したルーターは返却する必要がありません。

光回線3社の解約金と工事費残債を比較

同じ光回線でもサービスが異なれば、解約金や工事費の支払い回数は異なります。

ここでは、ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光の1ギガプランを比較します。

光回線解約金工事費
ドコモ光5,500円28,600円
24回払い
ソフトバンク光5,720円47,520円
24回払い
ビッグローブ光4,100円28,600円
36回払い

※2026年8月時点で新規契約する場合の代表的な金額です。工事内容や契約プランによって異なります。

ドコモ光

ドコモ光の1ギガプランは2年契約です。更新期間以外に解約すると、戸建ては5,500円、マンションは4,180円の解約金がかかります。

新規工事費は戸建て・マンションともに最大28,600円です。24回払いを選んだ場合、1回あたり約1,191円を支払います。

工事費の分割払いが終わる前に解約すると、残りの金額は翌月にまとめて請求されます。たとえば、支払いが12回残っていれば、約14,300円を支払う計算です。

ただし、工事内容によっては18,260円や3,300円になる場合もあります。自分に適用されている工事費は、My docomoで確認しましょう。

ソフトバンク光

ソフトバンク光の1ギガ・2年自動更新プランを更新期間以外に解約すると、戸建ては5,720円、マンションは4,180円の解約金がかかります。

2026年6月1日以降に申し込んだ場合、立ち会い工事ありの工事費は47,520円です。24回払いでは、毎月1,980円を支払います。

工事費割引が適用されると、月額料金から1,980円が24か月間割り引かれます。ただし、割引が始まるのは課金開始月から数えて7か月目です。

そのため、工事費を実質0円にするには、課金開始月から31か月目まで利用する必要があります。それより前に解約すると、残っている工事費をまとめて支払わなければなりません。

ビッグローブ光

ビッグローブ光の1ギガプランは3年契約です。更新期間以外に解約すると、戸建ては4,100円、マンションは3,000円の解約金がかかります。

新規工事費は最大28,600円で、1ギガプランでは36回に分けて支払います。初回は880円、2回目以降は792円です。

毎月の工事費と同じ金額が割り引かれるため、36か月使えば工事費の負担は0円になります。しかし、途中で解約すると割引が終了し、残っている工事費をまとめて支払います。

ビッグローブ光は契約期間と工事費の支払いがどちらも3年間です。短期間で解約する可能性がある人は、解約金だけでなく工事費の残りにも注意が必要です。

光回線を短期で解約するといくらかかる?

光回線を半年や1年で解約すると、解約金に加えて工事費の残りも請求される場合があります。

ここでは、戸建てで最大工事費がかかった場合を例に、ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光の解約費用を計算します。

※2026年8月時点の料金をもとにした目安です。工事内容や請求開始月によって実際の金額は異なります。

6か月で解約した場合

光回線を6か月で解約した場合の目安は、次のとおりです。

光回線合計
ドコモ光約26,900円
ソフトバンク光41,360円
ビッグローブ光27,860円

特に負担が大きいのは、工事費が47,520円に設定されているソフトバンク光です。6か月で解約すると、解約金と残りの工事費を合わせて4万円を超えます。

「解約金は月額料金と同じくらいだから大丈夫」と思っていても、工事費を合わせると請求額が大きく変わります。

1年で解約した場合

光回線を1年間利用すれば工事費の支払いは進みますが、まだ全額を払い終えていないケースがほとんどです。

光回線合計
ドコモ光約19,800円
ソフトバンク光29,480円
ビッグローブ光23,108円

1年使った場合でも、3社とも解約費用は約2万~3万円かかります。

転勤や引っ越しなどで1年以内に解約する可能性があるなら、月額料金だけでなく、工事費の金額と支払い回数も確認しておきましょう。

解約金0円の光回線でも工事費残債に注意する

「解約金0円」と書かれた光回線でも、費用をかけずに解約できるとは限りません。

GMOとくとくBB光は契約期間の縛りがなく、解約金は0円です。ただし、新規工事費は36回払いとなっているため、36か月以内に解約すると残りの工事費がまとめて請求されます。

解約金がかからなくても、工事費の支払いが残っているケースはあります。解約前に、工事費の残りを会員ページで確認しておきましょう。

光回線の解約金を確認する方法

解約前に確認したいのは、解約金だけではありません。

次の4点を確認すると、解約後に請求される金額を把握しやすくなります。

  • 解約金
  • 工事費の残り
  • 解約金がかからない更新期間
  • 解約月の月額料金

会員ページで確認する

まずは、契約している光回線の会員ページを確認しましょう。

ドコモ光は「My docomo」、ソフトバンク光は「My SoftBank」、ビッグローブ光は「BIGLOBEマイページ」から契約内容を確認できます。

会員ページでは、契約プランや利用開始日、更新期間、工事費の支払い状況などが表示されます。解約手続きを進める途中で、解約金や工事費の残りが表示される場合もあります。

契約書や重要事項説明書で確認する

会員ページで分からない場合は、契約時に受け取った契約書や重要事項説明書を確認します。

書面やPDFには、契約期間や解約金、工事費の金額と支払い回数が記載されています。メールで届いている場合は、光回線名と「契約内容」「重要事項説明書」などの言葉で検索してみましょう。

ただし、契約後にプランを変更していると、最初の契約書とは条件が変わっている場合があります。現在の契約内容と一致しているかも確認が必要です。

契約している光回線へ問い合わせる

自分で計算するのが難しい場合は、契約している光回線へ問い合わせるのが確実です。

問い合わせるときは、「今解約した場合に支払う合計金額を知りたい」と伝えましょう。解約金だけでなく、工事費の残りや解約月の月額料金も含めて確認できます。

引っ越しが理由なら、解約と移転のどちらが安いかもあわせて聞いておくと、無駄な支払いを避けやすくなります。

光回線の解約費用を抑える方法

解約する時期や手続きの方法を変えることで、支払う費用を抑えられる場合があります。

すぐに解約を申し込まず、利用中の光回線や乗り換え先の条件を確認してみましょう。

違約金がかからない更新期間に解約する

契約期間のある光回線は、更新期間に解約すると違約金がかかりません。

更新期間まで数か月なら、すぐに解約する場合と、更新期間まで使い続ける場合の総額を比べてみましょう。違約金よりも月額料金のほうが高くなる場合は、更新期間を待たずに解約したほうが安くなります。

なお、更新期間に解約しても、工事費の支払いが残っていれば一括請求されます。違約金と工事費は別々に確認してください。

引っ越し先でも同じ光回線を継続する

引っ越しが理由なら、解約せずに移転手続きをする方法があります。

同じ光回線を継続すれば、解約金は発生しません。引っ越し先の工事費を割り引くキャンペーンが利用できる場合もあります。

ただし、引っ越し先が提供エリア外だったり、建物の設備が対応していなかったりすると継続できません。移転費用と、新しい光回線へ乗り換える費用を比較してから決めましょう。

乗り換え先の解約金補てんを利用する

他社へ乗り換える場合は、解約金補てんキャンペーンを利用できることがあります。

補てんの対象は光回線によって異なり、解約金だけでなく、工事費の残りや撤去費用まで含まれる場合があります。ただし、現在の光回線へ支払う費用がその場で免除されるわけではありません。一度自分で支払い、乗り換え先から後日キャッシュバックを受け取る仕組みです。

申し込みには、解約費用が記載された請求書や明細書の提出を求められます。申請期限を過ぎたり、書類を捨てたりすると受け取れないため、乗り換え前に対象費用・上限額・申請方法・受取時期を確認しておきましょう。

解約金補てんを利用すれば、今回の負担は抑えられます。しかし、乗り換え先にも契約期間や工事費の分割払いがあると、次回の解約時に同じ費用が発生します。

今後の引っ越しや乗り換えに備えたい方は、解約金だけでなく、工事費の残りも発生しない光回線を確認してみてください。

光回線の解約金に関するよくある質問

光回線の解約金や工事費について、よくある疑問をまとめました。

光回線の解約金は必ずかかりますか?

必ずかかるわけではありません。

契約期間のないプランや、契約期間があるプランの更新期間に解約すれば、解約金は0円です。ただし、工事費の支払いが残っている場合は、解約金とは別に請求されます。

更新期間に解約すれば工事費残債もかかりませんか?

更新期間に解約しても、工事費の支払いが残っていれば請求されます。

更新期間は解約金がかからない時期であり、工事費が免除される時期ではありません。解約前に、契約期間と工事費の支払い回数をそれぞれ確認しましょう。

引っ越しを理由に解約すれば違約金は免除されますか?

会社都合の転勤や引っ越しでも、基本的に解約金は免除されません。

ただし、引っ越し先でも同じ光回線を継続すれば、解約扱いにならない場合があります。提供エリアや移転費用を確認し、解約と継続のどちらが安いか比較してみましょう。

光コラボへの乗り換えでも解約金はかかりますか?

更新期間以外に乗り換えると、解約金がかかる場合があります。

光コラボ同士の乗り換えは「事業者変更」と呼ばれ、原則として新しい回線工事は必要ありません。しかし、利用中の光回線は解約扱いになるため、解約金や工事費の残りは請求されます。

開通工事前のキャンセルでも費用はかかりますか?

開通工事前であれば、通常は工事費や解約金はかかりません。

ただし、宅内工事前でも回線事業者側の工事が進んでいると、費用が発生する場合があります。キャンセルを決めたら、契約先の光回線事業者へできるだけ早く連絡しましょう。

まとめ:光回線の解約は違約金と工事費残債に注意

光回線を解約するときは、違約金だけでなく、工事費残債や撤去費用などがかかることがあります。

とくに注意したいのが工事費残債です。解約金が0円でも、工事費の分割払いが残っていれば、解約後にまとめて請求されます。

解約を申し込む前に、会員ページや問い合わせ窓口で次の金額を確認しておきましょう。

  • 契約解除料(違約金)
  • 工事費の残債
  • 解約月の月額料金
  • 撤去費用
  • レンタル機器の未返却費用

請求額を確認したうえで、更新期間まで待つのか、乗り換え先の解約金補てんを利用するのかを判断してください。

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