Wi-FiのSSIDが2つある理由|どっちを使うのが正解なのか?

Wi-FiのSSID

Wi-Fiに接続するには、Wi-Fiルーターに設定されているSSIDを選択し、パスワードを入力する必要があります。

しかしWi-FiルーターにはSSIDが2つ設定されているので、どっちを使えばいいの?と迷ったことはありませんか?

質問くん

なんでWi-Fiルーターには、SSIDが2つあるの?
どっちでもWi-Fiにつながるし、1つだけでも良くない?

そんな疑問を解決するため、本記事ではWi-FiのSSIDが2つある理由とそれぞれの特徴について解説していきます。

Wi-Fiの2つのSSIDの違いや特徴を知ることで、より快適なネット環境が整えられますよ。

【 筆者のプロフィール 】
印刷会社・印刷機材のメーカーを経て14年間、通信会社で働いています。
本ブログでは、ネット回線の選び方・ネット環境の改善方法をまとめています。

目次

Wi-FiのSSIDが2つある理由と特徴

白いWi-Fiルーター

Wi-Fiルーターに設定されている2つのSSIDは、どっちに接続してもWi-Fi接続が可能です。

しかしSSIDによってWi-Fiの周波数が5GHz帯と2.4GHz帯に分かれ、どっちに接続するかでWi-Fiの特徴が大きく異なります。

そこで、5GHz帯と2.4GHz帯のWi-Fiの違いと特徴について解説していきます。

5GHz帯のWi-Fiの特徴

5GHz帯のWi-Fiの特徴です。

強み通信速度が速い
家電の影響を受けない
弱みIoT家電に接続できない

遠くまで届かない
5GHz帯のWi-Fiの特徴

5GHz帯のWi-Fiは直進性が強く、2.4GHz帯のWi-Fiと比べて、通信速度が速いという特徴があります。

筆者

SSIDを切り替えて、それぞれの速度を測定してみました。

回数5GHz2.4GHz
1回目580Mbps59Mbps
2回目440Mbps50Mbps
3回目590Mbps65Mbps
4回目560Mbps74Mbps
5回目520Mbps66Mbps
平均538Mbps63Mbps
Wi-Fi接続時の速度

2.4GHz帯に接続したときの速度が63Mbpsに対して、5GHz帯に接続したときは538Mbpsと、約8.5倍も速度が速い結果となりました。

それと同時に5GHz帯の周波数は、電子レンジなどの家電の影響を受けないため、通信をより安定させることができる特徴も持っています。

しかしその反面、5GHz帯は壁や家具などの障害物に弱く、遠くまでWi-Fiが届きづらいというデメリットがあることも覚えておきましょう。

2.4GHz帯のWi-Fiの特徴

次に2.4GHz帯のWi-Fiの特徴です。

強み遠くまで届く

IoT家電に接続できる
弱み家電の影響を受ける
速度が遅い
2.4GHz帯のWi-Fiの特徴

2.4GHz帯は壁や家具などの障害物に強く、ルーターから離れた部屋でもWi-Fi接続が可能です。

またIoT家電(Google Homeなど)に接続できるのは、2.4GHz帯のWi-Fiのみとなります。

しかしその反面、2.4GHz帯のWi-Fiでは速度が遅くなるため、データのダウンロードに時間がかかるというデメリットも覚えておいてください。

Wi-Fiの2つのSSIDの見分け方

ライトテーブルに置かれたWi-Fiルーター

Wi-Fiルーターには、5GHz帯と2.4GHz帯と異なる周波数のWi-Fiが設定されており、SSIDによって区別されています。

しかしWi-Fiルーターのメーカーによって、SSIDの表記方法が異なり、統一性がありません。

そこでWi-Fiルーターの各メーカーで設定されている、5GHz帯と2.4GHz帯のSSIDの見分け方について解説していきます。

5GHz帯のWi-FiのSSID

Wi-Fiルーターのメーカー別、5GHz帯のSSID一覧です。

NECaterm-〇〇-a
バッファローBuffalo-A-〇〇
アイ・オー・データIODATA-〇〇-5G
TP-LINKTP-LINK_〇〇_5G
5GHz帯のSSID

通信速度が速い5GHz帯のWi-Fiに接続する場合には、「a」もしくは「5G」を選択しましょう。

2.4GHz帯のWi-FiのSSID

Wi-Fiルーターのメーカー別、2.4GHz帯のSSID一覧です。

NECaterm-〇〇-g
バッファローBuffalo-G-〇〇
アイ・オー・データIODATA-〇〇-2G
TP-LINKTP-LINK_〇〇
2.4GHz帯のSSID

Wi-Fiが遠くまで届く2.4GHz帯に接続する場合には、「g」もしくは「2G」を選択しましょう。

Wi-Fiの2つのSSIDは、どっちに接続すればいいの?

疑問を持った女性

Wi-Fiの2つのSSIDは、5GHz帯と2.4GHz帯のどっちと接続すればよいのでしょう。

Wi-Fiの用途別に、SSIDの使い方を解説していきます。

スマホやパソコンでWi-Fiに接続するなら5GHz帯

スマホやパソコンでWi-Fiを接続するなら、通信速度が速い5GHz帯のSSIDがおすすめです。

5GHz帯のSSIDでWi-Fi接続すれば、有線接続に近い通信速度でネットが利用できます。

筆者

特にテレワークやネットゲームをするなら、5GHz帯のWi-Fiを利用しましょう。

5GHz帯のWi-Fiにつないでも速度が100Mbpsを下回る場合には、ルーターのスペックが低い場合や光回線自体が遅い可能性が高いと言えます。

通信速度を改善する方法については「通信速度が遅い原因と5つの回線方法」で詳しくまとめたので、チェックしてみてください。

ルーターから離れた部屋で利用するなら2.4GHz帯

5GHz帯のWi-Fiが届いていない、ルーターから離れた部屋でネットをするなら、2.4GHz帯のSSIDに接続しましょう。

2.4GHz帯では5GHz帯よりも速度は遅くなりますが、遠くの部屋や階をまたいでもWi-Fiが接続できます。

筆者

5GHzのWi-Fiマークが1~2本しか立っていなかったら、2.4GHzのSSIDと切り替えるのがおすすめです。

ただしWi-Fiルーターから離れた部屋でも通信速度を速くしたいのなら、Wi-Fi中継器を利用して5GHz帯のWi-Fiを拡張する方法もあります。

Wi-Fiが届かない場合については「Wi-Fiが届かない部屋への3つの対策」で詳しくまとめたので、チェックしてください。

IoT家電に接続するのは2.4GHz

インターネットと接続できる家電(いわゆるIoT家電)に接続できるのは、2.4GHzのみです。

IoT家電にはWi-Fiを経由して、ON/OFFの信号を送るだけなので、通信速度は関係ありません。

IoT家電やGoogle Home(グーグル ホーム)などには、2.4GHzのSSIDを接続させましょう。

筆者

ただしルーターとIoT家電の間で電子レンジを稼働させると、Wi-Fiが通らなくなるので注意しましょう。

まとめ

Wi-Fiの2つのSSIDについてまとめました。

本記事のまとめ
  • Wi-Fiには5GHzと2.4GHzがある
  • 5GHzのSSIDは「a」「5G」が目印
  • 2.4GHzのSSIDは「g」「2G」が目印
  • 5GHzは速度が速いが距離が短い
  • 2.4GHzは遠くまで届くが速度が遅い

5GHzのWi-Fiは直進性が強いので、障害物には弱いものの、有線接続に近い通信速度でネットが利用できます。

スマホやパソコンでWi-Fi接続するなら、5GHzのSSIDをメインに利用するのがおすすめです。

対する2.4GHzは5GHzと比べると通信速度は遅くなりますが、ルーターから離れた部屋でもWi-Fiを利用することができます。

5GHzでは届かない部屋や階をまたいで利用したい場合には、2.4GHzに切り替えて利用するか、Wi-Fi中継を設置しましょう。

筆者

3年以上同じWi-Fiルーターを使い続けているなら、スペック不足の可能性も・・。買い替えも検討しましょう。

Wi-Fiルーターの選び方については、関連記事に詳しくまとめました。

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