無線LAN(Wi-Fi)ルーターの選び方|決め手は規格とアンテナ数

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無線LAN(Wi-Fi)ルーターの選び方

光回線を使うなら、無線LAN(Wi-Fi)ルーターは必須アイテムです。

しかし無線LAN(Wi-Fi)ルーターの選び方の基準がわからないと、値段だけで決めてしまってはいませんか?

最新の機種に買い替えたはずなのに、前の機種よりも速度が遅い。。なんてこともあり得ます。

そこで通信会社に勤める私が、無線LAN(Wi-Fi)ルーターの失敗しない選び方について解説していきます。

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  • 無線LAN(Wi-Fi)ルーターを買い替えたいけど、どれがいいのかわからない
  • いつも店員さんに言われるがまま購入するけど、大して速度が改善しない
  • 自分の環境にあった無線LAN(Wi-Fi)ルーターを購入したい
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この記事を書いた人:ひろぽん

通信業界歴15年の副業ブロガー。光回線やIoT機器などを提案中。本ブログは、忖度なしに色々なサービスをレビューしています。

Wi-Fiが届かない部屋にお困りなら、こちらの記事から読んでください。

目次

無線LAN(Wi-Fi)ルーターの選び方とは?

3つの中から1つを選ぶ

電気量販店に行くと、1つのコーナーを埋め尽くすほどの無線LAN(Wi-Fi)ルーターが陳列されています。

種類が豊富なことはいいですが、いったい何を購入すればいいのか迷ってしまいますよね。

そこで数ある商品の中から、無線LAN(Wi-Fi)ルーターの選び方を紹介していきます。

現在利用している光回線の最大通信速度を確認しましょう

無線LAN(Wi-Fi)ルーターを購入する前に、今あなたが利用している光回線の最大通信速度を確認してください。

光回線のスペックに合わせたルーターを選ばなければ、無線LAN(Wi-Fi)がボトルネックとなり、期待した速度が発揮できないからです。

逆に光回線のスペック以上の無線LAN(Wi-Fi)ルーターを選んでも、通信速度が速くなることはありません。

最大通信速度推奨する無線LAN規格
100Mbps11ac(Wi-Fi5)
1Gbps11ac(Wi-Fi5)
10Gbps11ax(Wi-Fi6)
光回線の最大通信速度と推奨する無線LAN規格

利用しているPCやスマホの無線LAN(Wi-Fi)規格を確認しましょう

次にお使いのPCやスマホの無線LAN(Wi-Fi)規格を確認してください。

光回線のスペックと同様に、ルーター側と端末側の無線LAN(Wi-Fi)規格を合わせる必要があるからです。

無線LAN(Wi-Fi)規格を調べるには「型番+スペック」で検索。スペックの「ワイヤレス」で確認することができます。

iPhone世代別の無線LAN(Wi-Fi)規格

世代無線LAN(Wi-Fi)規格
iPhone1311ax(Wi-Fi6)
iPhone1211ax(Wi-Fi6)
iPhone1111ax(Wi-Fi6)
iPhoneX11ac(Wi-Fi5)
iPhone811ac(Wi-Fi5)
iPhone世代別の無線LAN(Wi-Fi)規格

無線LAN(Wi-Fi)ルーターのパッケージで規格を確認しましょう

お使いの端末の無線LAN(Wi-Fi)規格に合わせて、ルーターの規格を選びましょう。

例えば端末側が11ac(Wi-Fi5)であれば、ルーター側も同じ11ac(Wi-Fi5)以上のものを選べばOKです。

選び方のポイントは、端末の規格以上にすること。端末の規格以下を選ぶと、通信速度は遅くなります。

サンプルとして、Amazonで確認してみます。

Amazon商品ページ

こちらの機種は、11ax(Wi-Fi6)に対応した機器ということがわかります。

無線LAN(Wi-Fi)ルーターのストリーム数も確認しましょう

無線LAN(Wi-Fi)ルーターを購入するときは、ストリーム数も確認しましょう。

ストリーム数とはルーターに内蔵されたアンテナの数を表し、ストリーム数によって無線LAN(Wi-Fi)の伝送速度が決まります。

ストリーム数11ac
(Wi-Fi5)
11ax
(Wi-Fi6)
4×41733Mbps4804Mbps
3×31300Mbps3603Mbps
2×2867Mbps2402Mbps
1×1433Mps1201Mbps
無線LAN規格とストリーム数による速度の違い

ストリーム数が多ければ、同時に通信できる端末数も増えていきます。

PCやスマホは2×2までの対応のため、一人暮らしであれば2×2のルーターで十分です。しかし家族みんなで無線LAN(Wi-Fi)を使うなら、4×4を選びましょう。

IPv6対応の無線LAN(Wi-Fi)ルーターがおすすめ

最後にIPv6対応の無線LAN(Wi-Fi)ルーターであるかも確認しておきましょう。

光回線の接続方式はIPv4とIPv6の2種類ありますが、現行のIPv4のままでは速度が遅くなりやすい傾向があります。

IPv6に対応するためには、IPv6対応の無線LAN(Wi-Fi)ルーターである必要があるので、忘れずに確認しておきましょう。

AmazonにはIPv6対応の有無が書かれていないことが多いので、メーカーの公式サイトで確認する必要があります。

筆者推奨!タイプ別おすすめ無線LAN(Wi-Fi)ルーター3選

OKサインを出す男性

筆者推奨のタイプ別、おすすめ無線LAN(Wi-Fi)ルーター3選をご紹介していきます。

利用する人数や回線速度によって、おすすめする機種は変わってきます。

ぜひ無線LAN(Wi-Fi)ルーター選びの参考にしてください。

一人暮らしにおすすめの無線LAN(Wi-Fi)ルーター

一人暮らしで1Gbpsの光回線を利用中の人に、おすすめの無線LAN(Wi-Fi)ルーターです。

型番WG1200HP4
メーカーNEC
規格11ac(Wi-Fi5)
最大速度5GHz帯:867Mbps
2.4GHz帯:300Mbps
ストリーム数5GHz帯:2×2
2.4GHz帯:2×2
IPv6対応機種
WG1200HP4のスペック

国産メーカーであるNECの無線LAN(Wi-Fi)ルーターで、IPv6にも対応しています。

家族みんなで使う場合におすすめの無線LAN(Wi-Fi)ルーター

家族みんなで利用するなら、こちらの無線LAN(Wi-Fi)ルーターがおすすめです。

型番WG2600HM4
メーカーNEC
規格11ac(Wi-Fi5)
最大速度5GHz帯:1733Mbps
2.4GHz帯:800Mbps
ストリーム数5GHz帯:4×4
2.4GHz帯:4×4
IPv6対応機種
WG2600HM4のスペック

ストリーム数が4×4になるので、複数の端末を同時に接続することができます。

10ギガ回線を使っている人におすすめの無線LAN(Wi-Fi)ルーター

10ギガの光回線を使っているなら、無線LAN(Wi-Fi)ルーターのスペックも最高のものを用意しましょう。

型番AM-AX6000HP
メーカーNEC
規格11ax(Wi-Fi6)
最大速度5GHz帯:4804Mbps
2.4GHz帯:1147Mbps
ストリーム数5GHz帯:8×8
2.4GHz帯:4×4
IPv6対応機種
AM-AX6000HPのスペック

最新規格の11ax(Wi-Fi6)とIPv6に対応した機種で、ストリーム数も8×8と多く、最大速度が4804Mbpsになります。

まとめ

無線LAN(Wi-Fi)ルーターの失敗しない選び方をまとめます。

この記事のまとめ
  • 無線LAN(Wi-Fi)ルーターは、光回線の速度にあわせる必要がある
  • 接続する端末の無線LAN(Wi-Fi)規格も気にしましょう
  • ルーターの無線LAN(Wi-Fi)規格は、接続する端末以上の規格にする
  • 接続台数にあわせてストリーム数(アンテナ数)を選ぶ必要がある
  • IPv6接続に対応した無線LAN(Wi-Fi)ルーターがおすすめ

無線LAN(Wi-Fi)ルーターのスペックによって、通信速度も大きく変わってきます。

値段だけで選んでしまうと、光回線のスペックを活かすことができないので、速度が遅くなることもあります。

よくわからないという人は、筆者がおすすめした3機種の中で選んでもらえたら間違いありません。

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