今使っている光回線に不満を感じていても、工事が面倒だからと諦めていませんか?
でも実は、光回線って工事が不要で乗り換えできる方法があるんです。
もちろん、インターネットが使えなくなる期間もありませんし、工事の立ち会いも不要です。
- 利用している光回線の速度が遅い
- 今より安い光回線を使いたい
- 定期的に光回線を乗り換えたい
本記事では、光回線を工事不要で乗り換える方法についてわかりやすく解説していきます。
本記事を最後まで読めば、光回線の速度や料金の悩みから解放され、お得な乗り換えキャンペーンなども利用できるようになりますよ。
本記事を書いた人
通信会社に勤めて15年目の営業マン。
通信の知識を活かして、本サイトでインターネットの有益情報をお届けします。
光回線を工事不要で乗り換える方法
工事不要で光回線を乗り換える場合には、以下2つの条件があります。
- ケース1:フレッツ光 → 光コラボ
- ケース2:光コラボ → 光コラボ
それぞれについて、詳しく紹介していきます。
フレッツ光から光コラボに乗り換え
フレッツ光から光コラボに乗り換える場合は、機器の交換だけで工事が不要です。
光コラボはフレッツ光と一緒の光ファイバーを使っているため、機器を入れ替えだけで光回線の乗り換えが完了します。
- フレッツ光
プロバイダ契約が別途必要 - 光コラボ
フレッツ光とプロバイダがセット
(例:ドコモ光やソフトバンク光)
フレッツ光から光コラボの乗り換えをする場合には、以下の手順となります。
- NTTから転用承諾番号を取得
- 15日以内に光コラボに申し込む
- 光コラボの機器が送られてくる
- 機器の入れ替えをする
- NTTに機器を返却する
光コラボから光コラボに乗り換え
光コラボから別の光コラボに乗り換える場合でも、機器の交換だけで工事が不要です。
光ファイバーは変わらず、プロバイダのみの変更となるので、機器を入れ替えるだけで新しい光コラボに乗り換えができてしまいます。
光コラボから新しい光コラボに乗り換える場合には、以下の手順となります。
- 事業者変更承諾番号を取得
- 15日以内に新しい光コラボに申し込む
- 光コラボの機器が送られてくる
- 機器の入れ替えをする
- 利用していた会社に機器を返却する
NURO光やauひかりなどの独自回線の場合には、既存の光ファイバーが流用できないので、開通工事が必要になります。
工事不要で乗り換えるメリット
光回線を工事不要で乗り換えるメリットには、以下3つがあります。
- 基本工事費が安くなる
- あっという間に乗り換えられる
- 乗り換えキャンペーンが受けられる
それぞれの詳細をご説明していきますね。
基本工事費が安くなる
工事不要の光回線に乗り換えれば、開通に必要な基本工事費が圧倒的に安くなります。
工事の種類 | 基本工事費 |
---|---|
新設工事がある場合 | 22,000円 |
乗り換え契約の場合 | 3,300円 |
ドコモ光を一例として挙げてみましたが、ここまで初期費用を抑えることができるんです。
乗り換え契約なら、工事の立ち会いも必要ありません。
あっという間に乗り換えられる
工事不要で光回線を乗り換えれば、機器の交換だけで開通工事が完了します。
光回線の乗り換え契約が完了すると、約1~2週間で新しい機器が送られてきます。
もともと使っていた機器から新しい機器にコネクターを付け替えるだけなので、あっという間に開通工事が終わってしまいます。
あとは、乗り換え先から送られてきた「利用開始の手順」に従って、設定変更を行えばすぐにネットの利用が再開できます。
乗り換えキャンペーンが適用される
光回線のキャンペーンは、新規契約よりも乗り換え契約の方がお得になっています。
例えば、「他社乗り換えキャンペーンで、最大10万円のキャッシュバック!」など、新規契約のキャンペーンよりも圧倒的にお得ですよね。
中には乗り換えキャンペーンを目当てに、契約期間の満了と同時に光回線を乗り換える強者もいるくらいです。
工事不要で乗り換える時の注意点
工事不要で光回線を乗り換える場合には、3つの注意点があるので気をつけください。
- 解約月の料金は日割にならない
- 機器の返却を忘れると費用がかかる
- 独自の光回線には適用されない
それぞれの詳細をご紹介していきます。
解約月の料金は日割にならない
光回線の月額料金は、契約月は日割計算になることが多いですが、解約月はいつやめても満額請求されることが多いです。
もし仮に、月の始めに光回線を乗り換えてしまうと、新旧2つの光回線からダブルで月額料金を請求されてしまうことになります。
光回線を乗り換える場合には、新しい光回線の契約ができるだけ月末になるように、中旬以降に申し込むことがおすすめですよ。
機器の返却を忘れると費用がかかる
新しい光回線に乗り換えた場合には、レンタルされていた機器を速やかに返却してください。
期日までにレンタル機器を返却しないと、高額な遺失金が請求されてしまうことになります。
- 回線終端装置(ONU)
- レンタルルーター
- 各種電源アダプター
- LANケーブルなどの周辺部材
解約する通信会社から送られてくる「機器返却の案内」に従って、指定された機器を指定された場所に速やかに返却しましょう。
独自の光回線には適用されない
残念ながら、すべての光回線が工事不要で乗り換えできるわけではありません。
NURO光やauひかりなどの独自の光ファイバーを利用している光回線に乗り換える場合には、必ず開通工事が行われます。
- NURO光
- auひかり
- コミュファ光
- eo光
- メガ・エッグ光
- ピカラ光
- BBIQ光
上記7社はフレッツ光を利用しないタイプの光回線なので、光ファイバーの引き直しが必要になってしまうんですよね。
よくある質問
光回線を工事不要で乗り換えする時に、よくある質問をまとめてみました。
工事不要で光回線を乗り換える場合、何が必要になりますか?
工事不要で光回線を乗り換える場合には、以下の番号が必要になります。
- フレッツ光:転用承諾番号
- 光コラボ:事業者変更承諾番号
いずれも利用中の光回線に申請をすれば、番号が発行されます。
承諾番号を取得したら、どのように申し込めばいいですか?
光回線の申し込みフォームで、「他社から乗り換え」を選択します。
- フレッツ光の場合:転用
- 光コラボの場合:事業者変更
その際に表示される入力項目に、承諾番号を入力するだけです。
工事不要の光回線に乗り換える場合、どれくらいで変更できますか?
申し込みをしてから、1~2週間程度で機器が送られてきます。
送付された機器に光ファイバーのコネクターを接続し、各種設定を完了させれば、乗り換え先に変更できます。
工事不要の光回線に乗り換える場合に費用は必要になりますか?
光回線を乗り換える場合には、以下の費用が発生します。
- 新規契約の事務手数料
- 解約違約金
- 工事費の残債
- 解約月の月額料金(満額)
特に、工事費の残債は高額になることが多いので、乗り換える前に契約期間の確認は必ずしておきましょう。
前に利用していた光回線に戻ることはできますか?
フレッツ光には戻ることができませんが、光コラボには戻れます。
ただし、乗り換えキャンペーンなどは適用されない場合があるため、事前に内容を確認しておきましょう。
まとめ
光回線は1度契約すると、ずっと同じ光回線を使い続けるという人が多いでしょう。
でも、利用中の光回線の速度や料金に不満を感じているなら、工事不要の光回線にサクッと乗り換えてしまっても良いかも知れません。
- ケース1:フレッツ光 → 光コラボ
- ケース2:光コラボ → 光コラボ
※光コラボからフレッツ光に戻れません。
※NURO光やauひかりなどの独自回線の場合には、乗り換え工事が必要になります。
通信機器を入れ替えるだけなので、サクッと乗り換えが完了できますよ。
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