NURO光の最大の魅力は、何と言っても他社を圧倒する回線速度です。
テレワークやオンライン授業も増えてきて、今まで使ってきた光回線だと心もとない。
そこでNURO光に乗り換えよう!と決めた、そこのあなた!
賃貸マンションだと、NURO光の工事ができない場合があるって知ってました?
- NURO光の提供エリア外だったとき
- オーナーさんから許可がでないとき
- 部屋まで光ファイバーが引けないとき
3つのケースのどれか1つでも当てはまると、残念ながらNURO光は使えません。
本記事を読んで、事前にお住まいのマンションで、NURO光の工事ができる/できないを確認しておきましょう。
もし仮にNURO光の工事ができないマンションであった場合でも、オススメの回線をご紹介していますので、ぜひ最後までご確認ください。
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筆者のプロフィール
通信会社に10年以上所属している営業マンです。
仕事で培ったインターネットの知識で、誰かの役に立ちたい!と本ブログを立ち上げました。
個人ブロガーなので、記事内容に一切の忖度はありません。
NURO光が賃貸マンションで工事できない3つのケース
NURO光は光コラボと比べて、導入までのハードルが少しだけ高いです。
一般的なマンションタイプとは建物内でのシステム構築の仕方が違うので、工事がより複雑になっています。
回線速度が速くなるというメリットもありますがその反面、工事ができない可能性も多くなってしまいます。
それでは賃貸マンションで、NURO光の工事ができない3つのケースを見ていきましょう。
NURO光の提供エリア外だったとき
マンションでNURO光の工事ができない1つ目のケースは、提供エリア外だった場合です。
NURO光はNTTのダークファイバーを利用しているため、使えるエリアが限られています。
NURO光提供エリア(2021年9月現在)
北海道
東京 神奈川 埼玉 千葉 群馬 栃木 茨城
愛知 静岡 岐阜 三重
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良
広島 岡山
福岡 佐賀
NURO光の提供エリアは随時拡大していますが、地方エリアへの提供にはもうしばらく時間がかかりそうです。
ダークファイバー
使用されていない光ファイバーのこと。
NURO光はダークファイバーをNTTからレンタルし、NURO光の専用回線として利用しています。
賃貸マンションのオーナーさんが許可を出さないとき
NURO光の工事ができない2つ目のケースは、賃貸マンションのオーナーさんから許可が下りない場合です。
NURO光は契約者ごとに別々の光ファイバーを電柱から引くため、契約者が増えるたびにマンションの外壁がケーブルだらけになります。
さらに光ファイバーを受け止める引き止め金具(画像参照)がなかった場合、外壁にビス止めをする必要がでてきます。
引き止め金具
ビス止めによる雨漏りは保険の対象外になってしまうので、それを嫌がるオーナーさんは多いわけなんですよね。
仮に工事の許可が取れたとしても、「マンションにキズを付けないこと」という条件つきになるケースが多いです。
部屋まで光ファイバーが引き込めないとき
賃貸マンションでNURO光の工事ができない3つ目のケースは、光ファイバーが部屋まで通せない場合です。
- 建物と電柱までの間に、国道や河川がある
- 建物と電柱までの間に、第3者の私有地がある
- 電線が地中埋設エリア
- 引き止め金具が使えない
- マンションの配管が使えない
- 機器設置スペース(MDF)がない
①~③は電柱からマンションまでのルートが確保できない場合で、④~⑥はマンション設備に問題がある場合です。
①と②については、国や地方自治体・土地所有者の許可が出れば、NURO光の工事はできるようになります。
※許可を取るのはNURO光側でやってくれますが、工事許可を取る時間が加わるので、工事期間は長くなります。
③の場合にはNURO光の光ファイバーが来ていない可能性が高く、工事ができない可能性が高いです。
※地中の専用通路は利用料が高いため、需要が高そうなエリアにしかNURO光の光ファイバーが引かれていません。
④~⑥については、穴あけやビス止めの工事が発生するため、オーナーさんの許可が必要になります。
NURO光の工事許可が「マンションにキズを付けないこと」が条件とされているならば、工事をすることはできません。
NURO光がマンションで工事できる/できないの確認方法
NURO光がお住まいのマンションで、工事できる/できないを確認する方法をご説明します。
上から順に確認をしていけば、お住まいのマンションでNURO光が工事ができる/できないの判断ができます。
特に引越しを予定している人は、物件選びの段階から調べておきましょう。
NURO光の公式サイトで提供エリアの詳細を確認する
まず初めにお住まいのマンションが、NURO光の提供エリア内であるかを確認しましょう。
手順は簡単で、公式サイトで郵便番号とお住まいのマンションを入力するだけです。
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公式サイトに飛んで3スクロールくらいすると、申し込みの案内がでてきます。
今回は提供エリアの確認をするだけなので、プランはどちらでも構いません。
次に郵便番号とマンション名の検索です。
郵便番号を入力すると、住所が選択できるようになります。
住所を選択したあとは住戸タイプを選択して、お住まいのマンション名を探します。
※お住まいのマンションが出てこない場合は、「みつかりません」を選択。
いよいよ結果発表です。
こちらの画面がでてくれば、NURO光の提供エリア内であることが確定です。
マンションの管理会社を通じて、オーナーさんに許可を取りましょう!
NURO光の提供エリア内であることがわかったら、次に賃貸マンションのオーナーさんに許可を取りましょう。
許可を取らずにNURO光を引いてしまうと、修繕費用を請求されてしまう可能性があります。
オーナーさんへの許可の取り方は、マンションの管理会社に連絡をして「NURO光を使いたい」と伝えるだけ。
管理会社からオーナーさんに確認をしてくれるので、折り返しの連絡を待ちましょう。
※物件選びの段階なら「NURO光が使えること」を条件に追加しておくと、その後のやり取りがスムーズです。
管理会社に工事内容を伝える必要がある場合には、コチラの動画がわかりやすいです。
本記事もしくは、YouTubeのURLを管理会社に連絡しましょう。
最後は実際にNURO光に申し込む!
提供エリアの確認とオーナーさんの許可をもらったら、実際にNURO光に申し込みましょう。
NURO光は公式サイトからの申し込みが、1番お得です。
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NURO光がマンションで工事できなかった場合のオススメ回線3つ
NURO光がマンションで工事できない場合には、残念ですが諦めて別の方法でネット接続をするしかありません。
マンションオーナーさんに黙ってNURO光の工事をできなくもないですが、バレたときの修繕費用や損害賠償を考えると、素直にオーナーさんの意向に従っておく方が得策です。
NURO光以外でもオススメな回線はたくさんあるので、順番にご紹介していきますね。
※電話線を使ったVDSL方式のマンションには要注意!
最大通信速度が100Mbpsになるので、せっかくの光回線が台無しです。
NURO光の代替回線その1:光コラボ
NURO光の工事ができない場合でも、光コラボなら使える場合があります。
NURO光はNGでも、NTTならOKを出しているオーナーさんも多いんですよね。
スマホキャリアと合わせるとセット割も適用になるので、料金的にもだいぶお得になると思います。
格安SIMやahamoなどのプランを使っている人は、enひかりやおてがる光がオススメです。
NURO光の代替回線その2:電力系光回線
西日本エリアにお住まいなら、電力系光回線がマンションで使える場合もあります。
エリアによって使える会社が異なり、東海であればコミュファ光、関西であればeo光と明確に区分けされています。
NURO光と同じように専用回線を使っているので、回線速度は光コラボよりも速いです。
料金についても、大手と比べると割安になっているので、電力系光回線もオススメできます。
NURO光の代替回線その3:ドコモ home 5G
NURO光も引けない、光コラボも使えない(もしくはVDSL方式)場合には、ドコモ home 5Gがオススメです。
ホームルーターを設置するだけでネット環境が整うので、マンションオーナーに許可を取る必要もありません。
さらにドコモ home 5Gには、3日で○○GBまでという容量制限もついていないので、光回線と同じように使い放題です。
まだまだ5G対応は狭いので本来の速度は発揮できない状況ですが、NURO光が引けないマンションならオススメの代替回線と言えます。
※直近3日間で極端に使い過ぎの場合には、速度制限がされる場合があります。
まとめ
- NURO光は賃貸マンションで工事できない場合がある
- 賃貸マンションで工事できる/できないは、事前にある程度わかる
- NURO光が工事できない場合には、代替回線を利用しましょう
NURO光は回線速度がとても速く、魅力的な光回線の1つです。
しかし工事が複雑なので、賃貸マンションの場合には工事ができない場合もあります。
国内最速の光回線「NURO光」を使いたいなら、本記事を見直して工事ができる/できないを確認しておきましょう。
マンションオーナーさんへの許可を取ることも忘れずに!
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