インターネット無料の賃貸でも光回線を自分で契約できる?手順と注意点を解説

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インターネット無料の賃貸物件でも自分で回線契約をする手順

インターネット無料の賃貸物件は、毎月のインターネットが無料になるお得な賃貸物件です。

しかし、建物全体で回線が共有されているため、利用者が集中する時間帯には、動画視聴やゲームができなくなってしまうことも‥。

そのため、常にインターネットを快適に利用したい場合には、一般的な光回線を自分で契約することをおすすめします。

インターネット無料の賃貸物件では、どうすれば自分で回線契約ができますか?

そこで、光回線の現役営業マンの筆者が、インターネット無料の賃貸物件にお住まいでも、自分で回線契約できる方法を解説していきます。

本記事を読めば、インターネット無料の賃貸物件でも、快適なネット環境を整えるポイントがわかります。

筆者のプロフィール

ヘッドバンドを付けている少年

HIRO

マンションオーナーや管理会社向けに、光回線を提案している業界15年目の営業マンです。全国各地の光回線に携わり、業界の最新情報や裏事情などにも熟知。当メディアでは他サイトでは絶対に手に入らない、光回線のお得な情報や裏ワザなどをご紹介します。

目次

インターネット無料の賃貸物件で光回線を自分で契約する時の注意点

インターネット無料の賃貸物件では、すでにインターネットの設備が導入されているため、自分で光回線を契約する際に注意点があります。

後から高額な費用を請求されてしまう場合もあるため、それぞれの注意点を事前に確認しておいてください。

管理会社に必ず承諾を取っておく

建物に新しい設備を導入する際には、管理会社を経由して、必ず大家さんに設備導入と工事の承諾を取っておきましょう。

仮に承諾を取らずに光回線の工事を進めてしまった場合、設備の撤去や現状回復の費用を請求されても文句は言えません。

特に、インターネット無料が導入されている賃貸物件では、光回線を自分で契約するのを嫌がる大家さんも少なくはありません。

自分で別の光回線を契約したいという旨を管理会社に伝えれば、工事の承諾を確認してもらえます。

マンションタイプが利用できない

インターネット無料の賃貸物件では、自分で光回線を契約できるようになっても、マンションタイプが利用できない場合があります。

インターネット無料の賃貸物件では、契約が取りづらいことから、NTTなどの通信会社はマンションタイプの導入には後ろ向きだからです。

そのため、自分で光回線を契約できた場合でも戸建てタイプの利用しかできず、月額料金が割高になってしまうことも少なくありません。

ただし、戸建てタイプは自分専用の光回線が利用できるため、マンションタイプより速度は安定します。

退去時に撤去工事が必要な場合がある

インターネット無料の賃貸物件では、退去の際に自分で契約した光回線設備の撤去を求められる場合があります。

ドコモ光やソフトバンク光では設備の撤去に費用は発生しませんが、auひかりやNURO光では高額な撤去費用が発生してしまいます。

光回線撤去工事費
ドコモ光無料
ソフトバンク光無料
auひかり31,680円
NURO光11,000円

光回線の工事承諾をもらう際に、退去の際の設備撤去についても、事前に大家さんに確認をしておいた方が良いでしょう。

インターネット無料の賃貸物件で光回線を自分で契約する手順

インターネット無料の賃貸物件で、光回線を自分で契約する際の手順をまとめました。

一般物件とは多少異なりますので、光回線を契約する際には参考にしてみてください。

STEP

契約したい光回線を見つける

インターネット無料の賃貸物件でも、光回線を自分で契約できるのかを確認します。

場合によっては、通信会社による現地調査が実施されるので、その際には立ち会いを行う必要があります。

また建物の設備によっては、新たに光回線の設備が導入できない場合もあります。

STEP

大家さんや管理会社に承諾を取る

無事に光回線の工事が可能であったなら、管理会社を通じて大家さんに設備導入と工事の承諾を取りましょう。

大抵の場合、建物に傷を付けなければ、工事の承諾を得られるはずです。

建物の既存設備を利用するため、基本的には建物に傷を付けるような工事は行われません。

STEP

光回線に申し込む

管理会社を経由して大家さんから工事の承諾をいただいたら、利用を希望する光回線と契約をしましょう。

マンションタイプ対応のリストにお住まいの建物がなかった場合には、残念ながら戸建てタイプでの契約となってしまいます。

STEP

開通工事に立ち会う

光回線の開通工事では、工事作業員が宅内に入室し、光ファイバーの配線と光コンセントの設置、ONUの取り付けが行われます。

開通工事には、必ず立ち会いが求められるため、仕事などの都合も考慮して予約をすると良いでしょう。

土日祝日に工事を指定した場合には、追加料金が発生します。

STEP

インターネットの利用開始

無事、光回線の開通工事が完了すると、インターネットの利用ができるようになります。

インターネット無料の設備で感じていたストレスから一気に解放され、どんなコンテンツでも快適に利用することができるでしょう。

インターネット無料の賃貸物件で工事の承諾が取れなかった場合

インターネット無料の賃貸で、大家さんから工事の許可が出なかった場合の対処法について詳しくまとめてみました。

ピークタイムには利用しない

インターネット無料の賃貸物件では、インターネットが建物全体でシェアされているため、ピークタイムの速度は遅くなります。

そのため、インターネットの利用が集中する夜間帯や休日などを避けて、比較的空いている日中の時間帯に作業を進めておきましょう。

大規模なアップデートがある場合には、必ず時間帯をズラしておきましょう。

管理会社に利用できない旨を相談する

いくらインターネットが無料で使えると言っても、利用できなければ意味がありません。

速度測定サイトにアクセスし、インターネットの速度が30Mbpsを下回っている場合には、管理会社に速度が遅い旨を相談してください。

また、コールセンターを構えている会社であれば、直接問い合わせてみるのも良いでしょう。

通信会社によっては、契約の範囲内で設備の増強工事をしてくれる場合もあります。

モバイル回線を利用する

各種対策を講じてみても、インターネット無料の速度が改善されない場合には、ホームルーターなどのモバイル回線も検討してください。

5G対応エリアにお住まいであれば、インターネット無料の設備を利用するより、快適にインターネットを利用することができます。

モバイル回線を利用する場合は、お使いのスマホキャリアとセット割が適用されるホームルーターかポケットWi-Fiを利用しましょう。

スマホの月額料金が、最大1,100円もお得になります。

よくある質問(FAQ)

インターネット無料の賃貸物件で、光回線を自分で契約する際のよくある質問をまとめます。

インターネット無料の賃貸物件では、どうして速度が遅くなるんですか?

建物全体でインターネットをシェアしているため、ピークタイムには速度が遅くなってしまいます。

特に、FPSのオンラインゲームでは通信速度が重要になるので、快適にゲームを楽しみたいなら、インターネット無料はおすすめできません。

管理会社の許可を取らずに、光回線を自分で契約するとどうなりますか?

光回線を無断で契約すると、設備の撤去を求められる場合があります。

また、ビス留めや穴あけ加工などをした場合には、修繕費用を請求されてしまう場合もあるでしょう。

光回線を自分で契約する許可が下りない場合はどんな時ですか?

建物の外観が損なわれるため、工事の承諾が下りない場合があります。

賃貸契約をする前に、個別で光回線の契約ができるのかを事前に確認しておくことをおすすめします。

まとめ

インターネット無料の賃貸物件で、自分で回線契約する手順をご紹介しました。

自分で回線契約する手順
  1. 契約したい光回線を見つける
  2. 大家さんや管理会社に承諾を取る
  3. 光回線に申し込む
  4. 開通工事に立ち会う

インターネット無料の賃貸物件では、自分で回線契約ができない場合があります。

無断で光回線を契約すると、退去時に損害賠償や原状回復を求められてしまいます。

そのため、インターネット無料の賃貸物件で個別回線を契約したい場合には、大家さんや管理会社に承諾を取っておきましょう。

特に、大容量のデータ通信が必要なFPSのオンラインゲームでは、NURO光のような超高速回線がおすすめですよ。

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