【2024年最新】オンラインゲームにおすすめ回線を徹底解説！

オンラインゲームを快適にプレイするには、回線選びからこだわる必要があります。

回線速度や安定性が勝敗を左右する重要なポイントとなり、遅延やラグが多い回線ではプレイスキルを上げることもままなりません。

そんな悔しい思いを繰り返している人に向けて、本記事ではオンラインゲームにおすすめ回線を初心者でもわかりやすく解説していきます。

本記事を読めば、オンラインゲームを快適にプレイできるようになり、プレイスキルや勝率が見違えるほどに向上するはずです。

オンラインゲームにおすすめの回線を徹底解説

筆者の独断と偏見で選んだ、オンラインゲームにピッタリな回線をご紹介します。

いずれも回線速度が速く、遅延やラグが発生しにくいおすすめの光回線です。

各光回線のロゴをタップすれば、詳細項目までジャンプします。

光回線	速度実測値
GameWith光	下り：477.94Mbps 上り：553.33Mbps Ping：14.85ms
NURO光	下り：625.40Mbps 上り：644.48Mbps Ping：11.69ms
hi-hoひかり with games	下り：367.73Mbps 上り：628.01Mbps Ping：23.60ms

通信用語の解説
・下り：ダウンロード速度
・上り：アップロード速度
・Ping：応答速度、反応速度

GameWith光

GameWith光は、日本最大級のゲームレビュー・攻略サイトGameWithが運営する光回線です。

専用帯域を利用し主要ゲームサーバーに直接接続することで、プレイ中の遅延やラグの発生を徹底的に抑えることに成功しました。

また、1ギガでは物足りないという人に向けて、10ギガやプロ仕様の回線も用意されています。

プラン名	月額料金
10Gプラン	7,370円
Proプラン （専用回線）	19,800円

ただし、新規契約で申し込むと開通工事費がかかってしまうため、フレッツ光や光コラボから乗り換え先におすすめと言えます。

NURO光

NURO光は、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する光回線です。

独自の光ファイバーを利用しているため、他社回線の影響を一切受けず、回線速度が安定しているといった特徴を持っています。

また、通常プランの2ギガでは物足りないという場合には、業界最安値の月額料金で10ギガプランが利用できます。

プラン	月額料金
NURO光10ギガ	5,700円
マンション10ギガ ※東北3県のみ提供	2,640円～

2022年9月にはパケロス問題で大炎上もしましたが、設備の増強工事も順調に進んでおり、現在では問題も沈静化へと進んでいます。

hi-hoひかり with games

hi-hoひかり with gamesは、GameWith光と同様にオンラインゲームのラグに強い光回線です。

専用帯域を確保しているため、混雑した時間帯でも遅延やラグの発生を抑えることができます。

また、1ギガだけでは物足りないという人向けに、10ギガ（7,590円/月）も用意されています。

ただし、hi-hoひかり with gamesも開通工事費が無料にならないため、光ファイバーが引き込まれていない場合には、他社光コラボを1度絡ませることをおすすめします。

hi-hoひかり with gamesは、回線パフォーマンスの低下を避けるため、毎月の加入者数が500名までに制限されています。

電力系光回線（西日本限定）

西日本にお住まいの人であれば、電力系光回線の利用もおすすめです。

地域	サービス名
東海エリア	コミュファ光
関西エリア	eo光
中国エリア	メガ・エッグ光
四国エリア	ピカラ光
九州エリア	BBIQ（ビビック）光

電力会社が所有する独自の光ファイバーネットワークを利用するため、他社回線の影響を受けず、回線速度も安定しています。

特にコミュファ光では、オンラインゲームに特化した「ゲーミングカスタム（10ギガ専用）」というオプションも用意されており、現在日本最速の回線速度を誇っています。

ただし、提供エリアは電力会社の営業地域に限られるため、他エリアにお住まいの人は電力系光回線の利用ができません。

オンラインゲームに求められる回線スペック

オンラインゲームを快適にプレイする際には、回線スペックが非常に重要になってきます。

特にFPS/TPSでは、回線スペックによって大きく勝敗が分かれてしまうこともあるでしょう。

そこで、オンラインゲームに求められる回線スペックを3つほどご紹介していきます。

実測値で100Mbps以上の回線速度

オンラインゲームを快適にプレイするなら、実測値で30～100Mbpsの回線速度が求められます。

特にアップデート時には、大量のデータをダウンロードする必要があるため、100Mbps以上が利用できる回線がおすすめです。

VDSL方式や最大100Mbpsまでの契約プランの場合には、ゲームのラグやフリーズの原因にも繋がりますので注意しましょう。

30ms以下のPing値

応答速度を示すPing値については、ゲームジャンルによって求められるスペックが異なります。

ジャンル	Ping
FPS・TPS	15ms以下
格闘ゲーム	15ms以下
MMORPG	30ms以下
MOBA	30ms以下

FPS/TPSや格闘ゲームなどの瞬間的な操作が必要なジャンルについては、Ping値は15ms以下が推奨されています。

仮に回線速度が速くてもPing値が高ければ、ゲームサーバーとPC間でラグが生じるため、操作性が著しく低下してしまいます。

専用帯域を利用できる

オンラインゲームはプレイスキルと合わせて、回線環境によっても勝敗が大きく分かれます。

そのため、専用帯域が利用できる、もしくは独自の光ファイバーを利用している光回線との契約をおすすめします。

専用帯域もしくは、独自の光ファイバーが利用できると、ネットワーク上に専用レーンが設けられるため、他社回線がどれだけ混雑していても一切の影響を受けなくなります。

回線混雑の影響を避けられることで、安定した回線速度を維持することができ、快適なプレイ環境を整えることができるでしょう。

オンラインゲームをプレイするなら避けた方が良い回線

オンラインゲームにはハイスペックの回線が求められますが、次の回線サービスはスペック不足が否めず、利用を避けた方が無難です。

オンラインゲームのプレイ中にイライラしないためにも、利用中もしくは検討している回線が当てはまらないか確認しておきましょう。

VDSL方式の光回線

光回線を契約しても、建物の設備によっては最大100MbpsのVDSL方式になる場合があります。

主に築年数が古いアパートやマンションで採用されており、光ファイバーの代わりに電話ケーブルで配線される方式です。

同じ電話線を利用した最新のG.fast方式であれば、最大830Mbpsまで速度は速くなりますが、光配線方式と比べてしまうと‥。

配線方式	最大通信速度
光配線	最大10Gbps
LAN配線	最大1Gbps
VDSL方式	最大100Mbps
G.fast方式	最大830Mbps

光回線を契約できると言っても配線方式によって最大通信速度はマチマチなので、契約前に自宅までの配線方式を確認しておきましょう。

IPv4（PPPoE）接続の光回線

従来の接続方式であるIPv4（PPPoE）接続のままインターネットを利用している場合、回線速度が遅くなりやすい傾向にあります。

ほとんどの光回線ではすでにIPv6（IPoE）接続ができますが、条件によってはIPv4（PPPoE）接続のままになっています。

回線混雑の影響を受けると回線速度が著しく低下するので、IPv6（IPoE）接続未対応の場合には、早急に対応するようにしてください。

5G対応のモバイル回線

最近では、工事不要・持ち運び自由のホームルーターやモバイルルーターが、光回線以上に契約数を伸ばしています。

実際に5G回線を利用できる環境であれば、ウェブ閲覧や動画視聴だけであれば問題なく利用できるでしょう。

しかしながら、5G回線であったとしても通信の安定性は光回線には全く及ばず、オンラインゲームのプレイ環境には適していません。

回線	回線速度
光回線	下り：382.7Mbps 上り：410.3Mbps Ping：17.2ms
ホームルーター	下り：166.7Mbps 上り：23.1Mbps Ping：46.3ms
モバイルルーター	下り：87.7Mbps 上り：17.5Mbps Ping：48.5ms

上記の通り、光回線と比べてホームルーターやモバイルルーターの回線速度は遅く、Ping値に至っては光回線の2.5倍も遅くなります。

そのため、オンラインゲームを快適にプレイしたいのであれば、間違いなく光回線を契約することをおすすめします。

回線速度が遅かった場合の改善策

現在利用している回線の速度が遅かった場合には、以下の対策で改善できる場合があります。

それぞれについて解説していきます。

すべての機器を再起動する

まず、ONUやルーター、PCやゲーム機などすべての機器を再起動してみましょう。

再起動で機器内部がリフレッシュされるので、本来の回線速度に改善される可能性があります。

特にONUやルーターは電源の入り切りをする機会があまりないため、定期的に再起動をすることで回線速度を安定させることができます。

機器の電源を落としたら機器故障を回避するため、再起動まで30秒～1分は空けてください。

5GHz帯のWi-Fiと接続する

Wi-Fi接続にてオンラインゲームをプレイする場合には、5GHz帯の電波に接続してください。

5GHz帯のWi-Fiに接続することで、2.4GHz帯よりも回線速度が速くなり、家電などの電波干渉を受けづらくなることが特徴です。

周波数	5GHz帯	2.4GHz帯
下り	551.05Mbps	54.76Mbps
上り	330.12Mbps	68.99Mbps
Ping	7.0ms	7.0ms

5GHz帯と接続することで遅延やラグを気にせずに、オンラインゲームを楽しむことができます。

2.4GHz帯と比べて5GHz帯は壁や家具などの障害物に弱いため、Wi-Fiルーターとの距離にも注意が必要です。

Wi-Fiの周波数については、こちらの記事で詳しくまとめました。

有線LANケーブルで接続する

Wi-Fi接続で回線速度が安定しない場合には、有線LANケーブルでの接続に切り替えましょう。

有線LANケーブルで接続すると、外部からの干渉を受けづらくなり、安定した回線速度でオンラインゲームをプレイすることができます。

そのため、オンラインゲームを快適にプレイするなら、回線速度が安定している有線LANケーブルでの接続がおすすめです。

ただし、LANケーブルには回線速度に応じて、CAT.5eやCAT.6Aなどの規格が存在するので、詳しく知りたい人は関連記事をご覧ください。

最新の機器に買い替える

オンラインゲームを快適にプレイするには、最新の通信規格対応の機器を使用しましょう。

使用しているPCやルーターが古い場合には、最新機器に買い替えることで回線速度が激的に改善されることがあります。

特に10ギガ回線を利用する場合には、以下の通信規格に対応しておく必要があります。

また、本格的にオンラインゲームに取り組みたい人は、ゲーミングPCやルーターの購入をおすすめします。

スペックの高い回線に乗り換える

現在の回線では速度が遅く、対策を試してみても改善が見込めない場合には、思い切って光回線を乗り換えることを検討しましょう。

光回線の契約期間が残っている場合には、最低でもIPv6（IPoE）接続に対応させることで、遅延やラグの発生を抑えることができます。

特に本記事で紹介した3つの光回線は、回線速度やPing値も速いため、快適にオンラインゲームを楽しむことができるはずです。

⇒ おすすめ回線をもう1度確認する

よくある質問

オンラインゲーム向けのおすすめ回線について、よくある質問をまとめました。

オンラインゲームを快適にプレイするために必要な回線速度は？

通常プレイであれば、30Mbpsもあれば十分快適と言えます。ただし、アップデート対応も考慮すると、100Mbps以上の回線がおすすめです。

Ping値が高くてラグが酷い場合、どうすれば良いですか？

Wi-Fi接続であれば、5GHz帯と接続しましょう。Wi-Fiを切り替えても改善しない場合には、有線接続がおすすめです。それでも改善しなければ、光回線の乗り換えを検討してください。

有線接続と無線接続、どちらがゲームに適していますか？

オンラインゲームを快適にプレイするなら、有線接続の方がより適した環境だと言えます。Wi-Fi接続よりも回線速度を安定させることができ、ラグや遅延などの不具合が生じづらいです。

まとめ

筆者の独断と偏見で選んだオンラインゲームにおすすめの回線は、以下3つの光回線です。

各回線のロゴをタップすれば、詳細項目まで戻ります。

光回線	速度実測値
GameWith光	下り：477.94Mbps 上り：553.33Mbps Ping：14.85ms
NURO光	下り：625.4Mbps 上り：644.48Mbps Ping：11.69ms
hi-hoひかり with games	下り：367.73Mbps 上り：628.01Mbps Ping：23.60ms

これら3つの光回線は、オンラインゲームに必要な回線スペックを満たしているため、FPS/TPSでも快適にプレイすることができるでしょう。

いずれの回線も専用帯域、もしくは独自の光ファイバーが利用できるため、速度低下やラグの発生を抑えることが可能です。

• オンラインゲームが強くなりたい！
• 余計なストレスを排除して楽しみたい！
• チームメイトから頼りにされたい！

そんな思いを実現したければ、まずはオンラインゲームの環境を支える回線から見直してみてはいかがでしょうか。