
enひかりLiteって、どんな特徴がある光回線なんですか?
そんな疑問にお答えします。
2023年3月1日より提供が開始された「enひかりLite」とは、NTT東西のフレッツ光とプロバイダが一体型になった光コラボの1つです。
enひかりLiteは業界最安値のenひかりの通常プランよりも安く、ネットをそれほど利用しないライトユーザーにピッタリの光回線です。
ファミリータイプ | 4,370円 |
マンションタイプ | 3,270円 |
しかし回線が混み合う時間帯には通信速度が大幅に遅くなるため、夜間にネット動画やオンラインゲームをする人にはおすすめできません。



データ量が比較的軽い、SNSやウェブサイトの閲覧であれば問題なく使えますけどね。
そこで本記事では、enひかりLiteの特徴や料金をまとめ、どんな人にピッタリな光回線なのかを解説していきます。
enひかりLiteが気になっている人は、ぜひ最後まで本記事にお付き合いください。
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ライトユーザーにおすすめの光回線
enひかりについて詳しく知りたい人は、こちらの関連記事から確認してください。


enひかりLiteの特徴とは?


enひかりLiteは通常プランと比べると、非常に尖った特徴を持った光回線と言えます。
決して万人受けをする光回線ではないため、あなたにマッチするかどうかを契約する前に必ず確認しておきましょう。
- 混雑時(夜間帯)の速度が遅い
- 提供エリアは東京都・大阪府のみ
- v6プラス対応のWi-Fiルーターが必要
混雑時(夜間帯)の速度が遅い
enひかりLiteの最大通信速度は1Gbpsですが、混雑する時間帯には通信速度が遅くなりやすいという特徴を持っています。



enひかりLiteの情報がないので、同じようなネットワークを組んでいるSo-net光minicoの速度で確認してみます。
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
---|---|---|---|
朝 | 15.65ms | 233.44Mbps | 163.97Mbps |
昼 | 11.74ms | 290.33Mbps | 312.98Mbps |
夕方 | 15.79ms | 220.84Mbps | 229.48Mbps |
夜 | 16.17ms | 16.06Mbps | 170.81Mbps |
深夜 | 15.90ms | 221.03Mbps | 196.87Mbps |
So-net光minicoと同様に混雑時の速度が下がってしまうenひかりLiteも、夜間帯の時間帯の速度には期待しない方が無難です。
時間帯を気にせずネット動画の視聴やオンラインゲームをプレイしたいなら、通常プランのenひかりの契約がおすすめです。


提供エリアは東京都・大阪府のみ
enひかりLiteは、提供エリアが東京都と大阪府に限定された光回線です。
また、今後の拡大予定も現時点では公開されていないので、東京都と大阪府以外にお住まいの人は、現状enひかりLiteは利用できません。



かなり尖った光回線なので、エリアを絞って需要の確認をしているのかも知れません。
v6プラス対応のWi-Fiルーターが必要
enひかりLiteでは、IPv6 IPoE方式とIPv4 over IPv6の接続で通信が行われます。
従来の接続方式である「PPPoE方式」にしか対応していないWi-Fiルーターを利用する場合には、インターネットが利用できません。



IPv6(IPoE)対応と書かれているWi-Fiルーターなら、問題なく利用できます。
IPv6(IPoE)対応出なかった場合や、Wi-Fiルーターをお持ちでなければ、enひかりのWi-Fi特価キャンペーンを利用しましょう。


enひかりLiteの料金


enひかりLiteは、インターネットの通信速度にこだわらない人向けの光回線です。
最大通信速度はenひかりの通常プランと同じく1Gbpsとなりますが、enひかりLite専用の通信帯域を利用するため、インターネットの混雑状況に応じて大幅に通信速度が遅くなります。
その分、通常プランよりも料金が安いため、通信速度にはこだわりがなく、通信費用を抑えたいという人向けの光回線と言えます。
通常プランからLiteプランへの切り替え、もしくはLiteプランから通常プランへの切り替えの場合には、2,200円の手数料がかかります。
ファミリータイプの料金
Lite | 通常 | |
---|---|---|
最大通信速度 | 1Gbps | 1Gbps |
契約期間 | なし | なし |
月額料金 | 4,370円 | 4,620円 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
基本工事費 | 16,500円 | 16,500円 |
解約違約金 | なし | なし |
enひかりLiteと通常プランを比較すると、月額料金が250円ほど安くなっています。
それ以外の事務手数料や基本工事費については、通常プランと全く変わりません。
マンションタイプの料金
Lite | 通常 | |
---|---|---|
最大通信速度 | 1Gbps | 1Gbps |
契約期間 | なし | なし |
月額料金 | 3,270円 | 3,520円 |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
基本工事費 | 16,500円 | 16,500円 |
解約違約金 | なし | なし |
enひかりLiteと通常プランを比べると、ファミリータイプと同じく、マンションタイプでも250円ほど月額料金が安くなっています。
最大通信速度や初期費用については、enひかりLiteも通常プランも違いはありません。
勝手に割りで110円の割引が適用
enひかりLiteでは特定スマホキャリアとセットにすることで、enひかりLiteの月額料金から毎月110円の割引が適用されます。
ahamo | -110円 |
povo | |
UQモバイル |



enひかりカスタマーセンター(03-5534-9997)に申請した翌月より割引されます。
オプション加入で通信速度が速くなる
enひかりLiteの「v6スタンダード」のオプションに加入すれば、混雑を受けづらい帯域での利用が可能になります。
料金 | 有効期間 | |
---|---|---|
v6スタンダード | 630円 | 1ヶ月間 |
例えば、夏休みや年末年始などの休暇中は、通信速度を絞られずに思う存分インターネットをやりたい!という場合におすすめです。
利用を希望する際には、enひかりカスタマーセンターに電話連絡が必要となります。
03-5534-9997
営業時間:10:00~19:00
最終受付:18:30
年中無休(12月28日~1月7日を除く)
ただし毎回v6スタンダードを利用するなら、enひかりの通常プランを利用した方がお得です。


enひかりLiteがおすすめの人
だいぶ癖の強いenひかりLiteですが、どんな人におすすめなのかを解説します。
- インターネットのライトユーザー
- テレワークでしか利用しない人
- 通信費用を見直したい人
インターネットのライトユーザー
インターネットが全くないのは困るけど、たまにしかネットに接続しないという人は、enひかりLiteがおすすめです。
ネット動画やオンラインゲームを全くやらず、簡単な調べもの程度であれば、enひかりLiteでも十分対応することができます。



あまりお金はかけたくないけど、スマホのギガを節約したい人にもおすすめですね。
テレワークでしか利用しない人
次にenひかりLiteがおすすめなのは、テレワークなどで昼間の時間帯にしかインターネットを利用しない人です。
総務省が発表している時間帯別インターネットの利用率を見てみると、19時台~22時台に利用者数が多いことがわかります。


その逆に昼間の時間帯では、インターネットがほとんど利用されていません。
これにより、主に昼間にインターネットを利用する人であれば混雑が起きづらいため、enひかりLiteでも十分対応できることになります。



昼間の時間帯であれば、テレワークのビデオチャットなども対応ができそうです。
通信費用を見直したい人
enひかりLiteは、毎月の通信費用を見直したい人にもおすすめの光回線です。
光回線 | ファミリー | マンション |
---|---|---|
enひかりLite | 4,370円 | 3,270円 |
ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
ソフトバンク光 | 5,720円 | 4,180円 |
enひかりLiteと同じ光コラボであるドコモ光やソフトバンク光と比べると、ファミリータイプでは1,350円も通信費用が削減できます。



値上げラッシュが続いているので、通信費用の見直しにはおすすめの光回線です。
enひかりLiteのFAQ
最後に、enひかりLiteのよくある質問について回答していきます。
- 混雑する時間帯でどれくらいの通信速度が使えるの?
-
混雑状況によって異なりますが、夜間帯ではオンラインゲームに対応できないと思われます。
- v6スタンダードは申し込んでからどれくらいで利用できるの?
-
早ければ申し込んだ当日から、v6スタンダードが利用できます。
- 工事費は無料にならないの?
-
光回線を新設する場合には、基本工事費を一括で支払う必要があります。
ただしフレッツ光や光コラボから乗り換える場合には、基本工事費を2,200円に減額することができます。
- enひかりLiteの提供エリアは?
-
随時拡大を予定されていますが、今現在は東京都と大阪府のみです。
2023年3月1日現在
まとめ
enひかりLiteについてまとめます。
- 月額料金は業界最安値
- 最大通信速度は1Gbps
- 混雑すると速度が遅くなる
- v6プラス対応のルーターが必要
- 快適に利用するにはオプションが必要
enひかりLiteは非常に癖の強い光回線で、通信速度にこだわる人にはおすすめできません。
利用する時間帯を気にしなくない場合や、ネット動画やオンラインゲームを頻繁に利用するなら、通常のenひかりを利用しましょう。
しかし、テレワークでしか利用しない場合や、ウェブサイトの閲覧のみの場合には、enひかりLiteでも十分に対応できます。



インターネットのライトユーザーやスマホのギガを節約したい人におすすめです。
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ライトユーザーにおすすめの光回線
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