auひかりのマンションタイプは、全部で8種類のタイプがあります。
しかし配線方式やマンションの規模によって、利用できるタイプがあらかじめ決められています。

好きなタイプを自分で選べるわけではないんです。
そのためマンションによっては、最大100Mbpsでしか利用できない場合も・・。
そこで、auひかりマンションタイプの特徴とタイプごとの通信速度・料金について、本記事にまとめました。
マンションにお住まいでauひかりを検討している人は、ぜひ最後までお付き合いください。
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この記事を書いた人:ひろぽん
通信会社に勤める副業ブロガーです。本業では、光回線やIoT機器、クラウドサービスを提供しています。本ブログでは、忖度なしに色々なサービスをレビューしています。
auひかりのマンションタイプについて


auひかりのマンションタイプは、すでにauひかりの設備がマンションに導入されている場合のみ利用ができます。
フレッツ光のマンションタイプが入っていても、auひかりの設備が導入されていなければ、マンションタイプを契約することができません。



実際に筆者が住んできた過去のマンションでは、auひかりが利用できませんでした。
さらにauひかりのマンションタイプが導入されている場合でも、建物ごとに利用できるマンションタイプが決められているため、自分で好きなプランが選べるわけではありません。
auひかりマンションタイプを利用したい人は、事前にauひかり提供エリア検索でauひかりの利用可否と利用できるタイプを確認しておきましょう。
auひかりマンション「タイプV」の速度と料金
auひかりのマンションタイプVは、共有部までは光ファイバーが利用されていますが、各部屋までは既設の電話線が利用されています。


マンションタイプVの最大通信速度
下りの最大通信速度 | 100Mbps |
上りの最大通信速度 | 100Mbps |
既存の電話線を利用するVDSL方式が採用され、最大通信速度は100Mbpsまでとなります。
マンションタイプVの月額料金
8契約以上 | 4,510円 |
16契約以上 | 4,180円 |
タイプVの月額料金は、マンションの規模によって異なります。
また、2年契約プランと契約期間なしプランで料金は変わりません。
auひかりマンション「都市機構」の速度と料金
auひかりマンション都市機構は、UR都市機構の賃貸マンションで利用できるタイプです。
接続方式はマンションタイプVと同じく、建物内は既設の電話線が利用されています。


マンション都市機構の最大通信速度
下りの最大通信速度 | 100Mbps |
上りの最大通信速度 | 100Mbps |
タイプVと同じくVDSL方式のため、最大通信速度は100Mbpsとなります。
マンション都市機構の月額料金
月額料金 | 4,180円 |
月額料金もマンションタイプV(16契約以上)と同じく、4,180円になります。
マンション都市機構も、2年契約プランと契約期間なしプランで料金は変わりません。
auひかりマンション「タイプG」の速度と料金
auひかりマンションタイプGの場合でも、各部屋までは既設の電話線で接続されています。
しかしG.fast方式が採用されているため、タイプGでは高速通信が可能です。


マンションタイプGの最大通信速度
下りの最大通信速度 | 664Mbps |
上りの最大通信速度 | 166Mbps |
G.fast方式が採用されたことで、最大664Mbpsと光ファイバー並みの速度で利用ができます。
実際の速度(実測値)でも、光ファイバーと遜色ない速度が出ていました。
マンションタイプGの月額料金
8契約以上 | 2年契約 | 4,510円 |
8契約以上 | 契約期間なし | 5,720円 |
16契約以上 | 2年契約 | 4,180円 |
16契約以上 | 契約期間なし | 5,390円 |
マンションタイプGの月額料金は、建物の規模と契約期間によって異なります。
2年契約で途中解約した場合には、解約違約金が発生します。
契約日 | 解約違約金 |
---|---|
2022年6月30日以前 | 10,450円 |
2022年7月1日以降 | 2,730円 |
auひかりマンション「都市機構G」の速度と料金
auひかりマンション都市機構GはマンションタイプGと同じく、G.fast方式が採用されています。


マンション都市機構Gの最大通信速度
下りの最大通信速度 | 664Mbps |
上りの最大通信速度 | 166Mbps |
通信速度はマンションタイプGと同じで、光ファイバー並みの高速通信が可能です。
マンション都市機構Gの月額料金
2年契約 | 4,180円 |
契約期間なし | 5,390円 |
マンション都市機構Gの月額料金は、マンションタイプG(16契約以上)と同額です。
こちらも2年契約で途中解約した場合には、解約違約金が発生します。
契約日 | 解約違約金 |
---|---|
2022年6月30日以前 | 10,450円 |
2022年7月1日以降 | 2,730円 |
auひかりマンション「タイプE」の速度と料金
auひかりマンションタイプEは、建物の共有部までは光ファイバーが利用されますが、各部屋まではLANケーブルで接続されています。


マンションタイプEの最大通信速度
下りの最大通信速度 | 100Mbps |
上りの最大通信速度 | 100Mbps |
auひかりマンションタイプEは、最大通信速度が100Mbpsとなります。
ただしマンションタイプEの一括型コース3のみ、下り上りともに1Gbpsが利用できます。
マンションタイプEの月額料金
8契約以上 | 4,070円 |
16契約以上 | 3,740円 |
マンションタイプEの月額料金は、auひかりマンションタイプの中で料金が1番安いです。
また、2年契約プランでも契約期間なしプランでも月額料金は変わりません。
auひかりマンション「タイプF」の速度と料金
auひかりマンションタイプFは、すべての配線に光ファイバーが利用されています。


マンションタイプFの最大通信速度
下りの最大通信速度 | 100Mbps |
上りの最大通信速度 | 100Mbps |
マンションタイプFはすべて光ファイバーで構成されていますが、最大通信速度は100Mbpsとなります。
マンションギガと同じ構成ですが、なぜタイプFは100Mbpsまでなのかは不明です。
マンションタイプFの月額料金
月額料金 | 4,290円 |
マンションタイプFは、2年契約プランも契約期間なしプランも月額料金は変わりません。
ただし2年契約プランであれば、おうちトラブルサポート(440円/月)が無料になります。
auひかりマンション「ギガ」の速度と料金
auひかりマンションギガもタイプFと同様に、すべての配線が光ファイバーで構成されています。


マンションギガの最大通信速度
下りの最大通信速度 | 1Gbps |
上りの最大通信速度 | 1Gbps |
auひかりマンションギガは、最大通信速度が1Gbps(=1000Mbps)となります。
テレワークでのビデオチャットも、ネットゲームもまったく問題なく対応することができます。
マンションギガの月額料金
月額料金 | 4,455円 |
マンションギガは、2年契約プランでも契約期間なしプランでも月額料金は変わりません。
ただし2年契約プランの場合には、おうちサポートサービス(440円/月)が無料になります。
auひかりマンション「ミニギガ」の速度と料金
auひかりマンションミニギガも、すべての配線が光ファイバーで構成されています。
3階以下の8世帯以上のマンションに対応したタイプです。


マンションミニギガの最大通信速度
下りの最大通信速度 | 1Gbps |
上りの最大通信速度 | 1Gbps |
マンションミニギガは、最大通信速度が1Gbps(=1000Mbps)です。
マンションギガと同様に、テレワークのビデオチャットやネットゲームも問題ありません。
マンションミニギガの月額料金
月額料金 | 5,500円 |
マンションミニギガも、2年契約プランと契約期間なしプランで月額料金は変わりません。
小型マンション向けのタイプなので、他タイプと比べると多少割高に感じます。
まとめ
auひかりのマンションタイプをタイプ別に、最大通信速度と料金を紹介しました。
タイプ | 最大通信速度 | 月額料金 |
---|---|---|
タイプV | 100Mbps | 4,180円~ |
都市機構 | 100Mbps | 4,180円 |
タイプG | 664Mbps | 4,180円~ |
都市機構G | 664Mbps | 4,180円~ |
タイプE | 100Mbps | 3,740円~ |
タイプF | 100Mbps | 4,290円 |
ギガ | 1Gbps | 4,455円 |
ミニギガ | 1Gbps | 5,500円 |
auひかりはマンションタイプの種類によって、最大通信速度が異なります。
しかしマンションごとに利用できるタイプが決められているので、自分で選ぶことができません。
お住まいのマンションがギガやミニギガに対応していれば、auひかりを申し込みましょう。



ネットゲームをやらないのであれば、タイプG・都市機構Gでも問題ありません。
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ただし最大通信速度が100Mbpsのタイプだったなら、auひかりが使い物にならない場合も・・。



それでもガマンして使うしかないの?
もし仮にお住まいのマンションが100Mbpsタイプにしか対応していなかったなら、筆者はNURO光をおすすめします。
NURO光であれば、共有部から部屋までの配線もすべて光ファイバーで構成され、最大通信速度が2Gbpsで利用することができます。



筆者の自宅で測定したNURO光の実行速度(実測値)は、関連記事で確認できます。


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